非思量

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10 2008

MRI検査室はプログレ。

今日、色々あって病院でMRI検査を受けてきた。

MRI検査の詳細についてはコチラを参照していただくとして、リンク先にあるような、専用の機器が設置された部屋で検査を受けたのだが、入室する際「大きな音がするので」と耳栓を渡された。耳栓と言っても単なる脱脂綿なので気休め程度にしかならないシロモノ。

耳栓が役に立ったからかどうかはわからんが、音の大きさ自体は別にどうということもなし。むしろ問題は音のヴォリュームよりも質感。プラスチック製注射器のピストンをスコンスコン動かしている時の様な無機質なビートと、もやもやとした持続音(空調の音?)が一瞬たりとも止むことなく鳴り続け、周波数の異なるノイズが断続的に切れ込んできたかと思うと、連続撮影する際にカメラを移動させる時のモーター駆動音と思しき音が、ピストンのビートと全く異なるリズムを刻む。そして事あるごとに鳴り響くWindowsの警告音…。これ、ほとんどプログレ(しかもかなり現代音楽サイド寄りの)じゃねえか。

大半の人にとっては単なるノイズ、しかも人によってはかなり気味悪く感じられる類の音だったが、20分ほどの検査中、「あーなんかKlaus Schulzeっぽい」「『Faust』『Nosferatu』の頃のArt Zoydみたいだな」とか、そんなことばかりが頭の中でグルグルしていて、結構楽しかった。MRI検査なんて受けないで済むに越したことはないが、もし受ける機会があったら、検査に伴う痛みは一切ないので、室内のノイズひとつひとつに耳を傾けてみるとそれらが1つの音楽を奏でているように感じられて、結構面白い、かも知れません。全然自信がないけど。

以上「人生のいかなる局面においても前向きに楽しもうという気持ちを失ってはいけない」という訓話でした。

参考:

Art Zoyd"L'oeuf Du Serpent"


Art Zoyd"Anaphase"


Klaus Schulze"1.Satz:Ebene"

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