Sean Malone「Cortlandt」(1996) 

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CynicやGordian Knotでの活躍が知られるベーシスト、Sean Maloneが96年にリリースしながらも速攻で廃盤となり、2007年にようやくリマスター再発された1stソロ。全部で10曲収録されており、そのうち、"Sinfonia"はJ.S.Bachの、"Giant Steps"はJohn Coltraneの、"Unquity Road"(Gordian Knotの1stのボーナス・トラックと同テイク。ちなみに、このアルバムには初収録で、こちらでもボートラ扱い)はPat Methenyの、それぞれカヴァーである。

Gordian Knotでの音楽性からも想像できるように、実際にはメタルからとても遠い位置にいる人だが、この作品ではGordian Knot以上にメタル度は低い。楽曲はGordian Knotでは聴けない(Cynicぐらいでしか彼のことを知らない人には想像もつかない)ようなライトなフュージョンも交えたテクニカルなジャズ・ロック寄りの曲が多く、さすがにGordian Knotほどの確固たる個性/統一感を得るには至っていない。MaloneのベースもJaco Pastoriusっぽい速弾きが散見されるし。

Maloneの演奏家/作曲家としての自我がむき出しになっているアルバムだが、彼独特の知的で優美なメロディ・センスは既に十二分に発揮されており、「Cynicみたいなのじゃなきゃイヤ!」と言うのならともかく、Gordian Knotに魅せられた人なら必携でしょう。Gordian Knotをまだ聴いたことがない方はまずそちらからどうぞ。

2008/01/17 Thu. 22:56  edit

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