非思量

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20 2007

Alter Bridge「Blackbird」(2007)

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Scott Stapp脱退後、残されたCreedのメンバーが新Voを迎え入れて結成したハード・ロック・バンドの2nd。WWEのファンなら「Edgeのテーマ曲を演奏しているバンド」と言えばわかるだろうか。

穏やかにスタートして中盤グワッと盛り上がるミッド・テンポの楽曲がメインで、「割と手を変え品を変えしてるはずなのに始めから終わりまで単一のカラーが支配する典型的な歌モノアメリカン・ハード・ロック」といったところか。「結局、Creedの路線に戻るのか」と言えばそうではなく、1stよりきもち控えめながらギターは相変わらずハッスルしており、Creedというよりは80年代のゴージャスなメタルを土台に、90年代以降のダークで陰鬱なフレーヴァーをたっぷりまぶした感じ。

前述の通り、ずーっと同じようなカラーの曲が続くので13曲59分というのはちょっと長すぎやしないか?とは思うが、ハイトーンもいける熱い(暑苦しい)ヴォーカルがぶ厚く(暑苦しく)構築されたサウンドをバックに愁いを帯びたメロディを歌い上げる様子はなかなかサマになっている。

Creedの幻影は終始つきまとうことになろうが、Creedよりもエッジが立っていてメリハリがあるため、むしろCreedのヌルい部分を敬遠していた向きにオススメしたい。何せコイツらはメタルだからな!今回のも十分いい出来なのだが、1st並みに楽曲のキャラが立ってくればさらに良い作品を生み出せるのではないか。

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