非思量

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28 2017

Nova Collective「The Further Side」(2017)

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Between The Buried And Meのベース+Hakenのギター+Cynicのツアー・ドラマー+元Hakenのキーボードという構成の4人組の…というか、Trioscapesの上物をサックスからギター+鍵盤に差し替えたバンドの1stである。Trioscapes同様、コチラも全曲インスト。

1曲目“Dancing Machine”のスタジオ・ライヴがYouTubeにアップされていて、コレの冒頭40秒だけ聴いて買った。ベースもドラムもTrioscapesの時の剛健さそのままで大いに期待したのだが、CDが届いてから通して聴いてみると、上物がサックスからギター+鍵盤に変わったことで、割とオーソドックスなジャズ・ロック~フュージョン風味に仕上がっている印象を受けた。

曲の骨格というかエッセンシャルな部分だったり、エスニック風味が所々で現れたりしているところにTrioscapesとの共通項も伺えるが、変拍子の使い方やフレーズの端々に古典プログレの香りが色濃く漂っている。脂っこいフレーズ満載なのだけれども、上物が増えた分だけリズム隊が後ろに下がっており、エレガントな側面すら顔をのぞかせる瞬間もある。多彩さも感じられるし、これはこれで良いのではないか。

とはいえ、私が購入したのは輸入盤なのだが、ボートラにライヴ・テイクが収録された国内盤を買えばよかったかなあ、と動画を見ながら少し思ったり。この豪快なサウンドこそ本編にも欲しかったというのが本音ではある。


Nova Collective“Dancing Machine”

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