The Claudia Quintet「For」

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NYのドラム+ベース+ヴィブラフォン+アコーディオン+クラリネット/テナー・サックスという5人編成のユニット、The Claudia Quintetの4thアルバム。全8曲収録で、6曲目の“For You”以外、曲ごとに“For ○○”という副題がつけられているが詳細は不明。

上記の通り少し変わったバンド構成で、パッと見ジャズだがジャズとは異なるグルーヴ/精緻に組み上げられたミニマルな反復フレーズが物凄いテンションをもたらしつつ、ヴィブラフォンやアコーディオンといったソフトめな音色の楽器がそのアンサンブルの上で牧歌的なフレーズを奏でていたりしていて、なんとも独特な雰囲気である。

フリーキーな展開を挟みつつも終始クールなムードは保たれており、傑作2nd「I,Claudia」と比較すると、やや難解さが増しているように思えるが、軽やかで案外親しみやすい部分は基本的に不変。何がなんだかよくわからない細かいフレーズの積み重ねによってメロディックな音風景を作り出す手腕は立派の一言。

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