水曜日のカンパネラ「UMA」「Superkid」(2016) 

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メジャーデビュー作となった「UMA」、なんとなくレビューを書く時期を逸したままここまで来てしまったので、新譜が出たタイミングで2枚まとめて紹介。

「UMA」は、一部楽曲の作曲を外部に委嘱しており、特にコムアイが作詞を手掛けたラスト2曲“バク”“クラーケン”が異彩を放っている。“クラーケン”なんて作曲がBrandt Brauer Frickで、あの欝々としたジャーマン・プログレに通ずる硬質なサウンドにコムアイの不器用なヴォーカルが乗っかっていて、興味深い仕上がりになっている。

全体的にも委嘱曲の異質さに引っ張られてか、「ジパング」(2015)のようなミもフタもないキャッチーさはやや後退して、クールな香りが漂う。ほのぼのした空気の“ユニコ”からはコムアイの歌に成長の跡がうかがえる。この曲はいいな。

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11月中はiTunesとApple Musicのみで配信(11/30から他の配信サイトでも配信開始)されるデジタル・オンリーのシングルが「Superkid」。iTunesのみトヨタ・プリウスとのコラボ曲“松尾芭蕉”を含めた全3曲。

こちらは全曲作詞・作曲をケンモチヒデフミが担当しており、ファンク色豊かな“アラジン”、暑苦しさとトロピカルさが同居する“カメハメハ大王”、様々なビートが現れては消える目まぐるしい“松尾芭蕉”と、彼女達らしいアッパーで享楽的なムード満載。上手い、とまではよう言わんけど、コムアイの歌も随分と洗練されてきている。


水曜日のカンパネラ“アラジン”

2016/11/21 Mon. 23:25  edit

Category: CD/DVDレビュー:国内さ

Thread: 邦楽 - Janre: 音楽

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