ハチスノイト「Illogical Dance」(2015) 

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「Universal Quiet」(2014)以来、約1年ぶりとなるハチスノイトのソロ2nd。

ハチスノイト自身の声を多重録音&エレクトロニクス処理する手法は前作同様だが、エレクトロニクスによる処理の手法が広がっている模様。“illogical Lullaby”なる曲はハチスノイト側でミックスした“illogical Lullaby-Furepe edit-”と、Björkのアルバム/ツアーに参加経験のあるデュオ、Matmosがミックスを手掛けた“illogical Lullaby - Matmos edit-”の2つのヴァージョンが収録されており、若干前作の空気を残しているFurepe editと比べると、Matmos editはブレスの音も小さくなり、人間的な息遣いよりも無機的な感触のポップ性が前面に出ている。

前作は西洋宗教色漂う神秘性が特徴で、今作もまた独特の神秘性をたたえた作品に仕上がっているのだが、、このMatmos editと、短くぶった切った声の断片を繋ぎ合わせた“anagram c.i.y.”やといった曲の存在が、前作とは異なる硬質な手触りをもたらしている。

斬新かつアーティスティックな作品、という表現が実にふさわしいというか。一点の曇りもなく「個性的」な一枚である。次はどうするんでしょ、て私がここで心配してもしょうがないんだが、それはともかく、生でライヴを一度体感してみたい人である。


ハチスノイト“illogical Lullaby - Matmos edit-”

2016/01/24 Sun. 22:41  edit

Category: CD/DVDレビュー:国内は

Thread: 邦楽 - Janre: 音楽

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