非思量

Anathema@恵比寿リキッドルーム(2015.8.31)

待望のAnathema初来日公演、初日に行って参りました。

オープニング・アクトでアイスランドのSólstafir(Solstafir)が40分程度のパフォーマンスを披露。サザン・ロックをやりそうなヒゲ面の人たちだったが、音楽性はと言うとガシャガシャとかき鳴らす演奏の向こうから聴こえてくる繊細なメロディが特徴のポスト・メタル。

こんな音なのに椅子席の人達はほとんど座っていて気の毒になるほどのアウェー感だったが、Vo/Gが客席に雪崩れ込む捨て身のパフォーマンス?込みの熱演はオーディエンスの心を掴んだようで、エンディングでスタンディング・オベーションを得る事に成功。よく頑張りました。

長めのインターヴァルを経ていよいよAnathemaの登場。セットリストは次のとおり。

  1. Anathema
  2. Untouchable, Part 1
  3. Untouchable, Part 2
  4. Thin Air
  5. The Lost Song, Part 1
  6. The Lost Song, Part 2
  7. The Lost Song, Part 3
  8. A Simple Mistake
  9. The Beginning and the End
  10. Universal
  11. Closer

    Encore
  12. Firelight~Distant Satellites
  13. A Natural Disaster
  14. Fragile Dreams

やはり初来日ということもあってかオーディエンスの熱気も相当なもので、“Anathema”のはじまりを告げるSEが流れた瞬間から大きな歓声。“Anathema”終了後、まだ座っていた前方の一部の客に向かってVincent Cavanagh(Vo/G)が「Stand up!」。

次いで早くもキラー・チューン“Untouchable, Part 1”が炸裂!自然に起こるシンガロングで心が打ち震えた。演奏力が卓越しているとか、そういうバンドではないが、圧倒的な説得力で迫ってくる楽曲から得られるカタルシスがもう尋常ではない。“A Natural Disaster”演奏前にDaniel Cavanagh(G)から紹介された紅一点Lee Douglas(Vo)の「…Hello」でほっこり(続いてDanielが「彼女はとてもシャイなんだ」。“A Natural~”終了後、歓声に応えて控えめなガッツポーズを見せたLeeの姿にさらにほっこり)し、終演後の客出しBGMであるBeatles“Twist And Shout”をDanielの煽りに合わせて合唱して終了という多幸感に溢れたライヴだった。“One Last Goodbye”“Dreaming Light”をやってくれなかったし“Ariel”は2日目だけだったしで、セットリストは100%満足ではないのだが、次回の楽しみに取っておくとしよう。

もう少しだけ。

・「Distant Satellites」でドラマーとしてクレジットされていたDaniel Cardoso、ステージでもパーカッションを担当し、事実上のツイン・ドラム編成。16分をシャカシャカやっていたりして、なんか勿体無い使い方されてるなあと思っていたけど一部の曲ではJohn Douglasを押しのけてドラムを担当(その際、Johnはキーボードを演奏)。こう言っちゃナンだがドラムの腕前そのものはCardosoの方が上なような…。
・Daniel CavanaghはNirvanaのTシャツを着用。ライヴ中、一番アクションが活発だったのがこの人で、客席ギリギリまで前に出てきたり、オーディエンスを煽りまくったり。
・一番人気はLee Douglas。彼女の声、生で聴いても良かった。2日目に彼女のヴォーカルをフィーチュアした曲が増えていたのもむべなるかな。

ライヴに関して印象に残ったツイート。







バンドのFacebookより。

Thank you to everyone in Japan who made us feel so welcome. We had a blast. See you next time

Posted by Anathema on 2015年9月1日


また来てね。

Newest

Comment

Leave a comment