Unheilig「Alles Hat Seine Zeit」(2014) 

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2000年にドイツで結成され、7th「Große Freiheit」(2010)がドイツ本国で140万枚を売り上げたモンスター・バンド、Unheiligのベスト盤。

Vo+Key+Gにライヴのみ参加のドラマーを加えた4名がメンバーだが、実質Der Graf(Vo)のワンマン・バンドと捉えて良さそう。何せ「あのグラフ氏」と名乗る(Derは男性名詞の前につける冠詞。英語で言うところの「The」。本名はBernd Heinrich Graf)このVo氏しかPVに出てこないのだ。オマケのDVDに収録されたPVを見ていると、ライヴ収録の1曲を除き、ほぼ全てが何がしかのストーリー仕立てになっており、その合間でスキンヘッドにヘンなあご髭をたくわえた異様な風貌のGrafが現れ、柔らかな笑みを浮かべながら艶のあるバリトンを響かせる構成。ブックレットもGraf以外のメンバーは一切写っていない。

アルバムは新曲も込みの前半から、徐々に初期作の収録曲に遡っていく構成。最初に聴いた“Als wär's das erste Mal”にどハマりしてこればっかり聴いていたが、もう少し明るくてポップな雰囲気の曲もある。というか、全体的に意外と軽いというか、聴きやすい。U2のような伸びやかさとインダストリアル調サウンドを一体にして、ストリングスなんかも入れて思いっきり大衆化したような(肝心のヴォーカルは例のバリトンなのだが)。これが初期の楽曲を収録した後半に進んでいくにしたがって徐々にRammsteinっぽくなっていく。

サビメロのキャッチーさも評価すべきポイントだとは思うが、聴いているだけでDer Grafが片方の眉を上げながら歌う姿が脳裏に浮かんで離れなくなる、このいわく言いがたい存在感。是非味わっていただきたい。これが140万枚売れるドイツマジドイツ。


Unheilig“Als wär's das erste Mal”

2014/07/17 Thu. 23:34  edit

Category: CD/DVDレビュー:U

Thread: 洋楽CDレビュー - Janre: 音楽

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