水曜日のカンパネラ「羅生門」(2013) 

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コムアイ(主演/歌唱)、Kenmochi Hidefumi(作曲編曲)、Dir. F(その他の全て)3人によるユニット、水曜日のカンパネラの2ndミニアルバム。

タワレコと下北沢のヴィレッジヴァンガードでのみの販売ということで、Alter Bridgeを観に行くために大阪に出た際に茶屋町のタワレコに行ってようやく入手できた(オンラインでも買えるのだけど、タワレコの会員登録をしていないもので…)。そういえばDiablo Swing Orchestra「Pandora's Pinata」がこの19日にめでたく国内盤発売の運びとなったのだが、アマゾンで検索かけても見つからないので不思議に思っていたところ、どうやらヴィレッジヴァンガード限定発売の模様。普通にレコード屋に行っても買えないなんて、ううむ…。

前置きはこのくらいにしておいて、音。最初に耳にしたのはこのアルバムの冒頭に収録されている“モノポリー”だった。非常に端整なハウス系サウンドに乗せて繰り広げられる、出鱈目に首都圏の駅名を羅列したラップ調女性ヴォーカル。続いて同系統の“マリー・アントワネット”。更に悪ふざけ感満載の歌詞で、こんなのがいたのか、と。で、しばらく寝かせておいても「CD、買ってみようかな」という気持ちは消えなかったので先週購入してみた次第。

8曲入りだが全部ラップなのかと思っていたらそうではなく、前出の“モノポリー”“マリー・アントワネット”以外の6曲は普通の歌入り。これが結構素人臭い舌っ足らずな歌で、冷たい印象のラップとは結構異なる表情を見せる。歌詞は小難しい解釈を一切拒否するような言葉遊びのオンパレードで、例えば“星一徹”の出だしは「土用の丑の日に うなぎ食べたーいね」。これが微かにノスタルジーを感じさせるトラックに乗って流れてくる。全編これふざけた歌詞とキャッチーな楽曲の洪水。

バックトラックは思わず聴き惚れてしまうほどに流麗、しかしヴォーカルはなかなかに危うく、歌詞は意味不明。これらが三位一体となってなかなかに奇天烈な世界を作り出している。どれか1つだけが欠けていても私には響かなかっただろう。聴く前は「2回ぐらい通しで聴いたら飽きるだろうな」と思っていたのだが、そうはならなかった。もうすぐ3rdが出るらしいので、今度大阪に行った際にタワレコで探してみるか。


水曜日のカンパネラ“モノポリー”

2014/02/25 Tue. 21:59  edit

Category: CD/DVDレビュー:国内さ

Thread: J-POP - Janre: 音楽

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