Steve Hogarth & Richard Barbieri「Arc Light」(2013) 

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今年もよろしくお願いします。パソコンが壊れて更新できなかったので溜まっていた物件を片付けなければ。

というワケで新年一発目。MarillionのSteve Hogarth(Voice/Words)とPorcupine TreeのRichard Barbieri(Music)の、「Not The Weapon But The Hand」(2012)に続いてリリースされた5曲入りのミニ・アルバム。私はMarillionの公式サイトから購入したが、1/13にそれ以外のショップからも買えるようになる模様。

オンラインで配信された“Intergalactic”が新しいヴァージョンで収録されている以外は全て新曲だが、「A "little brother" to their album "Not The Weapon But The Hand"」という触れ込みからすると、「Not The Weapon~」のアウトテイク集なのかも知れない。全体的には「Not The Weapon~」と同じように磨きこまれたサウンドに耽溺する作風ながら、こちらの方がより内省的というか、もっとハッキリ言うとダウナーな感覚が漂う。曲のクオリティが「Not The Weapon~」のそれより劣るワケではないが、やや寄せ集め感があるのは否めず、更にマニアックになった印象。まあこのアルバムを購入する人はその時点で十分マニアックなので、別に問題はないだろう。

そんな中、やや異彩を放っているのがラストの“Elaine”。Elaineとは2007年に亡くなったHogarthの母親のこと。ピアノとごくごく控えめなパーカッション、ストリングスとサンプルのヴォイスで、静かに感傷的な心象風景を描き出している。他の曲と同じく大仰な展開を見せることはないが、“So easy to forget... You'd become an old lady”という歌詞に続いて現れる、シンプルなフレーズのピアノと後ろから立ち上がってくるヴォイスが聴き手の感情を微かに揺さぶる。コレが結構、沁みる。

2014/01/09 Thu. 22:02  edit

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