Believe「The Warmest Sun In Winter」(2013) 

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ポーランド産5人組の5th。ヴァイオリン担当のSatomiが正式メンバーから外れ、隠しトラックを含む全8曲中2曲のみ参加のスペシャル・ゲスト扱いとなっている。

Chroma Keyあたりに通ずる、侘び寂びを感じさせるシンフォニック・ロックをコアに据えつつ、メタリックな硬質さやタブラ/シタールまで導入して演出されるエキゾチシズムが前作「World Is Round」(2011)の特徴だったが、そういった独特な硬質さ/エキゾチシズムはかなり後退している感がある。

出だしのイントロ“The End”~AOR風味のソフトなバラード“Beginners”という流れは大変良いのだが、似たような色合いの曲が続くのがチト辛い。Karol Wróblewskiのヴォーカルが柔らかい声を多用するスタイルを採っていることもあり、Mr. Gilをロック寄りにしたサウンドに聴こえる場面もあり、結果、作風としてはさらなる侘び寂びの境地へ。ヴァイオリンが舞う“Please Go Home”あたりは前作の雰囲気を維持しているように思えるが。

通して聴くとヴァイオリン不在の穴は結構大きい気がする。ギターと鍵盤/シンセ類がその穴を埋めようと奮闘しているのはわかるし、個々の曲の出来も良いが、アルバム1枚で評価するとなると、もう少し多様性を感じさせる方が個人的には好みかな。まずはヴァイオリニストをパーマネント・メンバーとして再度固定して欲しい。「World Is Round」でのヴァイオリンはアルバムを輝かせる大きな武器になっていたと思うから。


Believe“Unborn/Turn Around”

2013/07/11 Thu. 20:50  edit

Category: CD/DVDレビュー:B

Thread: 洋楽CDレビュー - Janre: 音楽

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