Doimoi「Materials Science」(2012)

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名古屋発4人組の3rd。

情緒的なメロディは私好みだし、音もハード・ロックと似たようなものなのに、私はなぜかエモが苦手なんである。なんでだろうなあ。パンクがルーツなだけに、メタル的なキメというか、タイトさに欠けるからだろうか。もう長いことそのテの音とはご無沙汰なんで、もうよくわからなくなっているが。

しかしDoimoiにはそれがある。骨太なメタル・サウンド。それ一辺倒ではないが、あくまで軸足はメタル。そこにエモいメロディが乗っかることにより作り出される、時に繊細、しかし別の瞬間に邪悪な表情も見せる音世界は更に磨きがかかっている。前作「Dialectic And Apocalypse」(2009)も良い作品だったが、マッチョな塊感が強調されていた前作に対し、新作は狭い檻から解き放たれたかのようなのびのびとした表情を見せる場面も多く、親しみやすさも増しているように思う。

何よりもまず、PVが製作された“円群”を聴いてほしい。メタルとエモの理想的なマリアージュがここにある。この曲を聴いて鳥肌が立った。今年はいい曲との出会いに恵まれている気がするが、この曲も大変良い。この1曲だけでもう元は取れた。勿論、他の曲も良いですよ。


Doimoi“円群”

2 Comments

シュン  

Re: Doimoi「Materials Science」(2012)

Doimoiってベトナムか?と思っていましたが、
円群を聴いてこれは買いだと納得しました。

2012/08/02 (Thu) 21:24 | EDIT | REPLY |   

cota(管理人)  

でしょー?

ニッチ趣味を上手く大衆的というか、聴きやすい所に落とし込んであって、
これはなかなかのものだと思うのです。“円群”はホント、好きな曲です。

2012/08/03 (Fri) 00:09 | REPLY |   

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