Fleur「Probuzhdenie」(2012) 

probuzhdenie.jpg

ウクライナ産、女性Vo×2を擁するユニットの、多分7th。ロシア語(ウクライナ語かも)表記だとFlёur「Пробуждение」。

2人のVo、片割れは大人びた美声を持ち、もう一方はあどけなさが残っている。曲によって明確に2人を使い分けている(2人のハーモニーというのは、使われてはいるのだろうがあまり目立たない)が、それより何より徹底的に愁いを帯びた泣きメロに焦点を当てた(明るい曲が1曲もない)楽曲群が非常に優れている。捨て曲はないと言ってよい。かつて旧ソ連のポピュラー・ソング(所謂ロシア民謡)が日本に浸透していたこともあり、どうにも昔の日本歌謡曲との類似性を感じずにはいられない。同じようなことをRokashの時にも書いたが、ハードさの薄いFleurのほうがより強い近似性を感じる(かなりニッチな見方だがかすかなエロを感じさせるところとか、特に)。

歌を引き立てるバックの演奏も、ピアノや各種管弦楽器、あるいはシンセ等が派手さはないものの歌を効果的に引き立てている。クラシカルだったりフォークっぽかったりするが土台のリズム隊がこれまた派手ではないが意外と存在感があり、Voが揃って歌い上げるタイプなこともあってロック色も強い。いずれにせよ全編これ哀愁溢れるほの暗いメロディの詰め合わせ状態。なかなかに凄いです。

Flёur“Оборвалось”(試聴ページに飛びます。あどけなさ担当のELENAがVo。物憂げ担当のOLGAの曲共々、作品全編がこのレヴェルのメロディで埋め尽くされております)

2012/07/25 Wed. 23:06  edit

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