OSI「Fire Make Thunder」(2012)

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Fates WarningのJim Matheos(G,B,Key,Programming)と元Dream TheterのKevin Moore(Vo,Key,G,Programming)による双頭プロジェクト、OSIの4th。2人で録音した"For Nothing"を除き、ドラムスにGavin Harrisonを迎えた3人で録音されている。

Mike Portnoyが正式メンバー扱いで、Sean MaloneやSteven Wilsonも参加していた1stは別として、2nd以降のOSIはメタルのようなメタルでないような、茫洋とした感じのモダン・プログレをぶっきらぼうに演奏しているイメージのアルバムが続いているが、新作もおおよそそういった作風を引き継いでいる。そんな中にも今作には(彼らにしては、だが)人懐っこさのようなものが感じられ、ややPorcupine Treeに通ずる空気のインスト"Enemy Prayer"や、バラード色の強い"Wind Won't Howl"等、今までとはやや異なる色彩の曲もあり、ひたすら淡々としていた前作「Blood」よりはかなり印象が良い。

また、Gavin Harrisonのドラムが彼のキャラに即したシャープな音に仕上げられているのもプラス。Kevin MooreのVoは声域こそ狭いものの、割れ気味の独特の声でキャッチーなメロディを無理せず歌っている。病院の一室で点滴を受けつつ白い天井を見つめながら聴くとどハマリするクールな風情の音だが、モノトーンな中に各メンバーの持ち味が上手く活かされたアルバムに仕上がっていると思う。

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