非思量

The Brandt Brauer Frick Ensemble「Mr. Machine」(2011)

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ドイツの人力ミニマル・テクノ・ユニット3人組の新作。

1st「You Make Me real」(2010)ではメンバー3人が何役もの楽器をこなしているPVが製作されたが、今回は最大11人(Vo込み)によるアンサンブルでの演奏が収録されている(そのためか、ユニット名の前後に「The」「Ensemble」が追加されている)。前出PVでの仮想大人数アンサンブルは「将来的に実現させたいこと」を視覚化させたものだそうで、彼らは2ndにして早くもその夢を実現させたことになる。

全8曲中1stのリメイクが4曲(更にカヴァーが2曲)という構成からも「とにかく早くアンサンブル編成の作品を作りたかった」感が漂う(何せ1stから1年経たずのリリースなのだ)がまあそれはともかく、立体感と強度を増したサウンドが生々しく迫ってくる様は前作同様ストイックなイメージが強く、ダンス・ミュージックの皮を被ったチェンバー・ロックといった趣きが更に増している…というより、ここまで来ると私の耳にはダンス/テクノ色はあまり感じられないかな。

シリアスでソリッドながらキャッチーさも併せ持つ楽曲群は魅力的なのでこの作品単体でも楽しめるが、既に述べたように半分がリメイクなので、やはり前作と聴き比べてサウンドの変遷を味わいたい。

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