Acoustic Asturias「Legend Of Gold Wind」(2011) 

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Asturiasは作・編曲家/マニピュレータの大山 曜(Gut Guitar)をリーダーとする自称「癒し系プログレ・ユニット」だそうで、今回紹介するAcoustic Asturiasはその名の通りGut Guitar+Piano+Clarinet,Recorder+Violinの4人からなるアコースティック編成のバンドで「Legend Of Gold Wind」は3枚目にあたる。これ以外にも多重録音のMulti Asturiasやエレクトリック編成のElectric Asturiasもあるらしい。

Asturiasの作品を聴くのはこれが初めてだが、率直に言うと「清く正しいチェンバー・ロック」となるだろうか。ギッチギチに音を詰め込んでバカテクに走るとか不穏な濁った音、奇妙な変拍子を混ぜ込んでダークに装うことは一切せず、滑らかなアンサンブルと透明感溢れるサウンド&メロディでもってして、チェンバー・ロックという特殊な枠の中でクラシック音楽に接近しつつ「マニアでない層にも届く音楽」であろうとしている、そのような印象を受ける。

と言っても根拠のないゆるいポジティヴィティを撒き散らすようなことはなく、爽やかな中にもチェンバー・「ロック」と呼ぶに相応しい、凛とした空気の漂う、ピシッとした作品に仕上がっているのが良い。聴き終えた後に清々しさを覚える音楽。いつも邪悪な音楽を聴いているので、たまにこういうのを聴くと心が洗われますな。


Acoustic Asturias"Perpetual Motion"(Excerpt)

2011/05/13 Fri. 23:25  edit

Category: CD/DVDレビュー:国内あ

Thread: 邦楽 - Janre: 音楽

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