Believe「World Is Round」(2011) 

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日系人(?)ヴァイオリン奏者を含むポーランド産6人組の4th。過去作は未聴。…てこれCollageのギタリストが作ったバンドなのか。いや、Collageは名前しか知らないんですけど。

凛とした中にやや荒削りな雰囲気を漂わせるVoをフィーチュアした硬質なサウンドはややメタリックな感触だが、メタルというには隙間の多いサウンドで、ヴァイオリンのサウンドがRush「Signals」収録の名曲"Losing It"を想起させる瞬間もある。鬱々としたモダン・プログレぽくもあり。

隙間が多いと書いたが、どの楽器もあまりガッツいていない。あくまで主役は歌。しかしその隙間を埋めるシンセ類だったり、突如舞い上がるようなフレーズを奏でるヴァイオリンだったりが、スケールの大きい、メジャー感溢れるプロダクションに乗ってこちらのツボをビシビシ突いてくる。

もうちょっと曲調にドラマティックな成分が豊富だといいんだがなあ…と思いつつ何回も聴いている。その寸止め感ですら快感。なんなんだろうなあ、これ。構成の妙なのか、抑制が効いているのに畳み掛けてくる感じが結構強烈な部分もあって、聴き手を突き放しているように見せかけてしっとりと包み込むような、とにかく私にとっては掴みどころのないままに魅入られてしまった不思議な作品。ラストを含む数曲ではシタールまでもが唸りを上げていたりして、いやはや。


Believe"New Hands"
再生時間は9分以上あるが曲は6分で終わります。

2011/03/24 Thu. 21:38  edit

Category: CD/DVDレビュー:B

Thread: 洋楽CDレビュー - Janre: 音楽

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