非思量

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07 2011

The Reign Of Kindo「This Is What Happens」(2010)

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ニューヨーク州出身、Vo+G+B+Dr+Pianoからなる5人組(サックスやヴィブラフォン等のクレジットもあり)のEPを含めて3枚目。昨年暮れに出たユーロ・ロック・プレスのレビューで初めて存在を知ったのだが「ま、そのうちお金があるときに買えばいいか」と後回しにして、最近購入後にチョロチョロ調べていたら来日公演がつい先日終わっていたことを知った。Oh…。

というワケで、ライヴを観に行かなかった事を激しく後悔しているのであります。チェンバー・ロック的な7拍子サウンドをハード・ロックのような激しさで叩き付けて来るしょっぱなの"Thrill Of The Fall"でハートをワシ掴みにされるが、全体の傾向としてはチェンバー・ロックやジャズ・ロックに接近したタイトでありながらたおやかさを感じさせる音楽。ハッピー・エンドの映画の終盤で流れてきそうな、将来への希望を感じさせる伸びやかなメロディが実に印象的。"Flowers By The Moon"、"Comfort In The Orchestration"等、特筆すべき曲は多い。

チェンバー・ロック~ジャズ・ロックあたりを土台としたパーツの1つ1つはさほど新鮮味はないのにどこかモダンな感じを漂わせているのは、収録曲の8bitアレンジをiTunesで販売してしまう彼らの現代的なセンスの賜物かも知れない。なかなか良い。ボーナス・トラックでEP収録曲の8bitヴァージョンや前作収録曲の着メロヴァージョンを収録。

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