Type O Negative「Dead Again」 

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「盲人の足をすくうことの なんとたやすいことよ」というような、普通の神経をした人にはちょっと思いつかない(思いついても口には出せない)ような言葉をキャッチーで清々しいメロディに乗せて歌い上げるゴシック/スラッジ・メタル・バンド、Type O Negativeの7th。

近作の「曲は長いけどメロディはキャッチーで口ずさみやすく、親しみやすくないこともない」から、3rd「Bloody Kisses」での「メロディはキャッチーだが曲の途中でテンポがバンバン変わるわ曲は長いわでとっつき辛い」路線への回帰が顕著(「Bloody~」よりもよっぽどまとまりはいいけど)。前作「Life Is Killing Me」でも方向性がやや拡散気味で、そういう傾向は垣間見られたのだが。逆に「4thや5thは遅い曲ばかりだったけど今回は速い曲もあるし跳ねるテンポの曲もあるし、メリハリがあってわかりやすいんでない?」と見るムキもあるかも知れん。

いつものようにCD収録時間限界一杯まで詰め込んであってそのうちだれるし、私の好きな「October Rust」路線の悶絶するほどに耽美的でリリカルな曲は今回は皆無、どちらかというと剛健な作りだが、退廃的な空気の中からポッカリと浮かび上がってくる人なつっこいメロディやPeter Steeleの艶っぽい声は健在で、相変わらず気軽にお奨めできるムードは皆無なれど、好きな人にはたまらんです。

2007/03/26 Mon. 23:03  edit

Category: CD/DVDレビュー:T

Thread: 洋楽CDレビュー - Janre: 音楽

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