Asia「Omega」(2010) 

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フジロックのロゴがAsiaのバンドロゴのパクリだと思ってる人この指止まれ!…あれ、私だけ

2007年のツアーの時は「新作を作る予定はない」と語っていたはずなのによほどいい思いをしたのか新作を発表、高い評価にさらに気を良くしたか勢い余って平均年齢オーヴァー60にして再結成2枚目まで出してしまった。

John Wettonがクッキリとした輪郭のあるメロディを歌えばバックが誰であろうが彼の色に染まってしまうワケで、そこにサウンドがどう絡むかでバンドの特色が決まるといっても過言ではあるまい。そういう意味では十年どころか三十年一日の如しなHoweのペケペケ・ギターとDownesのシンセ、そして個人的には驚くほど印象に残らないフレーズしか叩けないPalmerのドラム(彼のドラムが好きな人、すいません)が生み出すサウンドはまさにオリジナルAsiaの世界に他ならない。

もう全員がいいトシをした大ヴェテランなので、この期に及んでこっちが引っくり返るような仕掛けは用意されていないが、軽妙なシャッフルの“I'm Still The Same”や8分の6拍子を用いた少し南米の民俗音楽を思わせる崇高なバラード“There Was A Time”(この曲が一番好き)といった新しいアプローチもチラホラ。そんな中で王道路線を行く“Finger On The Trigger”“Light The Way”も光っている。70年代にレイドバックしたような日本盤ボートラの“Drop A Stone”はさすがにやや浮いている感がなきにしもあらずだが。

来日公演ではHowe不在時の曲も演奏したとのことで、メンバー間の関係も良好なのではないかと推察される。Wettonの声は前作以上に若々しさを取り戻しており、これはまだ続きがあるかも知れんな。しかしさっきJohn Payne在籍時の曲をYouTubeで初めて聴いて「コッチの方が好きかも」と思ったのはここだけの話だ。

2010/05/21 Fri. 23:54  edit

Category: CD/DVDレビュー:A

Thread: 洋楽CDレビュー - Janre: 音楽

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