Anneke Van Giersbergen & Agua De Annique「In Your Room」(2009) 

inyourroom.jpg

exThe Gatheringで、2009年リリースのDevin Townsend Project「Addicted」に参加して日本でも少しだけ知名度を上げたAnneke Van Giersbergenの新作。彼女の公式サイトで購入(ジャケットの裏にAnnekeのサインつき)。全くの余談だが、ジャケで左斜め前からAnnekeの顔を写しているのは鼻の隠れている方にピアスの穴があるから。

The Gatheringを脱退して立ち上げたAgua De Anniqueは1st「Air」(2007)こそバンド名義だったが、アコースティックによるカヴァー集「Pure Air」(2009:実質Annekeのソロ)では「Anneke Van Giersbergen With Agua De Annique」名義で、今回さらに「Anneke Van Giersbergen & Agua De Annique」に変更になっている。理由は不明だが、彼女の名前を前面に出した方がリスナーに認知されやすい、ということかも知れない。元々がAnnekeのヴォーカルありきのバンド(ちなみに作詞作曲もほとんどAnnekeが手がけている)で、バック・メンバーはそれほど目立たないこともあるし、これで問題はないと思う。

ジャケットから何となく想像がつく感じだが、音はVo+G+B+Key+Drのシンプルなバンド・サウンドによるロック。1stに残っていた中途半端なThe Gatheing色-サイケやトリップ・ホップの鬱々としたテイスト-は払拭され、ピアノがメインのバラード“Home Again”や、このアルバムの中ではハードなテイストの“Wide Open”“Adore”で微かにその残り香が感じられる程度。

ラスト手前に配された“Just Fine”はDevin Townsendとの共作(ブックレットにはAnnekeからのDevinに対する賛辞が載せられている)で、メロディには紛うことなきDevin印が刻みこまれており、ファンならクレジットを見なくても一撃でわかりそうなほど。Devinのアルバムよりもアレンジがぐっとシンプルなので、メロディがより際立っているように思う。

地に足のついた快活なムードの中にほのかにかげりが感じられる作りもさることながら、The Gathering時代から随分と趣きを変えたシャキシャキとしたAnnekeの歌唱が印象的で、どことなく吹っ切れたような印象を抱かせる。ヴェクトルがAnnekeの歌を聴かせる、という一点に向けられており、Annekeの歌唱もそれによく応えている。


“Hey Okay!”


オマケ。「In Your Room」収録“I Want”のMetropole Orchestra等との共演ヴァージョン。

あ、あとこれはお願いなのですが、AnnekeとAnathemaのDanny Cavanaghが共演した「In Parallel」というアルバムがあるらしいのですが、これがどこで手に入るのか、ご存知の方はコメント欄で教えていただけるとありがたいです。

2010/02/10 Wed. 23:08  edit

Category: CD/DVDレビュー:A

Thread: 洋楽CDレビュー - Janre: 音楽

tb: 0  |  cm: 3

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コメント

http://aftermathshop.com/oscommerce/product_info.php?products_id=13601
以前はオフィシャルで販売されてたようですが
今はないですね

R #- | URL | 2010/02/13 01:25 | edit

Re: タイトルなし

ありがとうございます。ところで、「135」とか書いてあるのが値段でしょうか?
通貨の単位が書いてないのが妙に気になりますが・・・。

cota(管理人) #- | URL | 2010/02/13 19:21 | edit

Re: Re: タイトルなし

> 通貨の単位
ノルウェークローネでしたね。すいません。

cota(管理人) #- | URL | 2010/02/14 10:48 | edit

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