Rammstein「Liebe Ist Für Alle Da」(2009) 

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“Mann Gegen Mann”(邦訳:男対男)のPVが(日本では収録アルバム「Rosenrot」が未発売であるにも関わらず)一部で大ウケした、ドイツが世界に誇る露悪趣味全開インダストリアル・メタル・バンドのスタジオ6th。ちなみにタイトルは「愛は万人のために」という意味だそう。

時にツーバスも交えたマシーナリーなサウンド+Till Lindemann(Vo)の魅惑のドイツ語バリトン・ヴォーカル+Doktor Christian "Flake" Lorenz(Key)のヘンテコかつ超クールなキーボード・サウンドが生み出すRammsteinの世界はいささかの揺るぎもない。ついでに言えば楽曲も、ややヘヴィな方面にシフトしたとは言え「Rosenrot」の延長線上にあり、ミもフタもない言い方をすればあまり代わり映えしない。

とは言え、3分半を一気に駆け抜ける“Waidmanns Heil”や、Tillが文字に表せない響きの造語を絶叫する“B********”といった攻撃的な曲と、フランス語を導入した“Frühling In Paris”や、口笛やストリングスをフィーチュアした美しいバラード“Roter Sand”といったメロウな曲、いかにもドイツ的な直線的なノリの“Rammlied”“Haifisch”といった様々な方向性の楽曲を巧みに配し、フックのあるメロディでもって11曲46分を飽きることなく聞かせる手腕はお見事。

ここに載せたジャケ写は私が購入した2枚組のデラックス・エディションで、国内盤(どういうフォーマットで出るかは知りません)は12月に発売予定とのこと。併せて「Rosenrot」もリリースされるらしいので、↓のビデオを見て興味を持った方は、是非。


Rammstein“Mann Gegen Mann”
5th「Rosenrot」収録。念のため申し添えておくが、彼らには全員子どもがいる。

なお、新作は先行シングルのタイトルが“Pussy”(女性器の隠語)で、PVもほぼAVそのもの(興味のある方はコチラからどうぞ。ただしあくまで自己責任で!)、さらにはここに掲載したジャケ写の2枚組デラックス・エディション以外にも手錠、ディルドー等のグッズをアルミ製ボックスに同封したセットもあるそうで、当代随一の「大金を投じて本気で悪ふざけをするしょうもないオッサン連中」であることは間違いない。ホントしょうもないけど、こういうの大好き。オススメ。

(※12/22/09追記)本文で“Pussy”のPVへ張られていたリンク先、現在は“Ich Tu Dir Mich”のPVになっている。コチラは人前でも問題なく観られます(ただしその後また別の曲のPVでポルノになっていても知らん)。

2009/10/19 Mon. 21:58  edit

Category: CD/DVDレビュー:R

Thread: HR/HM - Janre: 音楽

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