Bill Bruford With Ralph Towner And Eddie Gomez「If Summer Had Its Ghosts」(1997) 

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※「1997年~2006年の10枚+1」第2回→他のレビューはこちらから

YesやKing Crimsonなどの元メンバーとして、プログレッシャーで知らない人はモグリと言ってもいいぐらい有名なドラマー、Bill Brufordが第5期King Crimsonの活動休止後に発表したアルバムである。BrufordとRalph Towner(G,Key,Piano)、Eddie Gomez(B)というメンバーで録音されており、大半の楽曲がBrufordの作曲による。

名義上はBrufordのリーダー・アルバムだが、アコースティックな色彩が強いこともありCrimsonのような攻撃性はほぼ皆無。元々、Brufordはジャズへの憧れが強かった(現に今ではすっかりジャズの人になっている)ことで知られるが、このアルバムは完全にジャズ寄りの音になっている。ただ、変拍子バリバリの曲やインドネシアン・ベルを導入した曲、彼の色がモロに出たドラム・ソロのみで構成された曲、エレクトリック・ドラムを導入した曲などもあったりして一筋縄ではいかないのがBrufordらしいところか。

Brufordの優れたコンポーザーとしての一面を存分に味わえるアルバムで、3人の優れたプレイヤーが激しさよりも調和に重きを置いた優美な演奏を繰り広げる逸品。とにかく聴いていて心地良いし、飽きない。美しいアコギの音色が透明感を演出しており、親しみやすいアルバムだと思う。

2008/12/07 Sun. 01:39  edit

Category: CD/DVDレビュー:B

Thread: 洋楽CDレビュー - Janre: 音楽

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