今沢カゲロウ@鳴門D-BOX(2008.11.15) 

大雪に見舞われた3年前の12月以来、私にとって年末のお楽しみの1つとなっている今沢カゲロウのソロ・パフォーマンス。今年は12月ではなく、7年ぶり(本人談)となる11月に開催となった。

シンセサイザーを内蔵した6弦フレットレス・ベースと各種エフェクターを駆使して、自らの演奏をサンプリング→ループを重ね、情報量過多のジャンルレスな音楽を演奏するスタイルは当然変化無し、なのだが、昨年と今年の違いと言えば、ややもすると「作業」感が漂っていたサンプリング用バッキング・トラックの演奏中も、歌心を感じさせるフレーズやメロディを織り込んできていたこと。それが功を奏したか、以前と比較すると明らかに楽曲の表情が豊かになってきている。

最新作「Bassist,Electric」はドラマーをゲストに迎えた曲が多いので、ライヴではどうするんかいな、というかそもそもやるのか?と思っていたのだが、リズム・トラックをサンプリングする際にシンセでドラムの音を用いてカヴァー。リズムの裏もハイハットの音で埋め尽くすマニアックさにほれぼれ。確か2曲披露された(11/16 11:11訂正 公式サイトの日記を確認したところ、5曲やった模様。言われてみればオープニングやセッションでやった曲なんかも確かに新曲だ)アルバム未収録の新曲は、ブチ切れ気味ハイスパート路線の曲と、「今沢カゲロウが『みんなのうた』用に曲を作ったらどうなるか」がテーマだというベース弾き語り。表現の振れ幅もさらに大きくなっております。

恒例の観客参加型の“コオロギ王子”や、ドラマーが途中で必ず半笑いになる(ここで本来の「ベーシスト」の役割を担う今沢のプレイがまた凄いんだ)これまた恒例の地元ミュージシャンとのセッション、ファンにはお馴染みの昆虫漫談も披露してくれて充実しまくりの2時間+α。彼のライブを初めて見た友人K君も満足してくれたようでめでたしめでたし。個人的にも今回のパフォーマンスが一番楽しめた。

…でこの記事を締めることが出来ればできればいいのだが残念なこともチラホラとあって、演奏を始めて間もなくステージの前に無造作に放置されている楽譜台やマイクスタンドに気づいた今沢がそれらをわきにどけるという衝撃のシーンを目の前で目撃(私、最前列に陣取ってました)。ジャマだからと言って私らが動かすのも妙な話であって、要は店の人の不手際。客である私の背筋が凍ったぞ。

あと、ビックリするぐらい客がいなかった。元々、会場は3~40人も入れば満杯になるような小さなバー、3年前はそのバーの入口辺りにまで人が溢れるほどの大盛況だったのに、今年は私を含めて10名程度…。昨年、一昨年も多くはなかったがそれでも椅子席が全部埋まる程度には入っていたので少々ショックだ。いつもと違う日程で来たから、来たこと自体、知らなかった人も多いのかも知れんが…。ちょっと残念。

2008/11/16 Sun. 02:00  edit

Category: ライヴレポ、雑記等

Thread: LIVE、イベント - Janre: 音楽

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