非思量

Alex Skolnick Trio「Last Day In Paradise」(2007)

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Testamentのギタリスト、Alex Skolnickがドラムとアップライト・ベースを従えたトリオ編成で製作したアルバムである。御茶ノ水ユニオンで購入。

アップライト・ベースを…という時点でお気付きかとは思うが、これはジャズのマナーに沿って製作されたアルバム、と言っていいでしょう(多分)。冒頭の2曲“Mercury Retrograde”“Last Day In Paradise”は紛うことなきフュージョンで、7曲目の“Cahnnel 4”ではウォーキング・ベースのラインも顔を出す。3曲収録されているロックのカヴァー(Rush“Tom Sawyer”、Testament“Practice What You Preach”、Ozzy Osbourne“Revelation(Mother Earth)”)も、Alexの軽やかで綺麗なトーンのギターを基調とした、極めてジャズ色の濃い音に換骨奪胎されている。ただ、ラストの“Wetstern Sabbath Stomp”だけはアメリカン・ロック調に仕上げられており、明らかにこの曲だけギターのトーンが異なる。

カヴァーのみならずオリジナル曲もこなれており(トリオ名義のアルバム、既に3枚目だそうだ)、ドラムとベースも含めて聴き応えがあり、かつ心地よいアルバムだ。自分はこういう音にはあまり縁がないと思っていたが、徳島に戻って以来、愛聴盤となっている。

このアルバムを聴いた後にTestamentの新譜「The Formation Of Damnation」を聴くのもまた、オツなもんです。


Alex Skolnick Trio“Tom Sawyer”

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