nik bärtsch(baertsch、bartsch)「hishiryo」 

hishiryo.jpg


このblogのタイトルの元になったnik bärtschのソロ作品。2002年発表。

2006年の「stoa」国内盤リリース以降、彼が率いるnik bärtsch's roninの知名度も少しは上がってきているのではないかと思われるが、この作品は2002年に録音されたもので、パーカッションなどが少しだけオーヴァーダブされているものの、基本的には彼のピアノ・ソロのみによる演奏が収録されている。

ソロと言っても好き放題弾きまくっているワケではなく、ミニマルなフレーズを基礎に置いたストイックなムードはroninと同じだが、複雑精緻なアンサンブルが基本のroninと比較すると、強靭なグルーヴを生み出すベースが欠けている分、シリアスというか、ピンと張り詰めた緊張感が漂う音像。roninの作品に収録されている曲もいくつか演奏されているが、かなり異なる手触りを持っている。もし可能なら、それぞれのヴァージョンを聴き比べてみるのも一興。

昨年10月の来日時に物販で用意されていたのだがスルー、その後HMVオンラインで注文して手に入れたのだが、2ヶ月以上待つハメになってしまった。やはりこのテのインディー系は「見つけたときに買え」が基本である。そうやって貧乏が加速していく。

「stoa」はメジャーであるECMからのリリースで気軽に買えるので、興味のある方はそちらからどうぞ。

nik bärtsch公式サイト

2007/02/24 Sat. 00:47  edit

Category: CD/DVDレビュー:N

Thread: 洋楽CDレビュー - Janre: 音楽

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コメント

nik bärtschって聴いたことないんですけど、cota:marine 475のほうでもcotaさんが薦められていたのを読んだりして、以前から非常に気になっていました。
ミニマル的だったり、ECMからのリリースだったりと、どうも私の購買意欲を刺激する要素がたくさんあるようです。
今度CD買ってみようかな。


ロックは無用 #YyyuZQ7E | URL | 2007/02/24 18:05 | edit

はじめまして、でよろしいでしょうか。いらっしゃいませ。

nik bärtschは現在の私のイチ押しでして、あれだけ滑らかにグルーヴする9拍子の曲を書ける人を私は知りません。まあ私の知識などたかが知れていますが。

ECMだけあって音質も良いし、ロックは無用さんが気に入るという保障はできませんが、一度聴いてみる価値はあると思います。

私より詳細な記事を書いている方もいますので、そちらも参考になさってみてはいかがでしょう。↓
http://www.grinningtroll.com/scrapbook/discs/200601/200601.htm
http://invs.exblog.jp/i21

cota #BqEwgRj. | URL | 2007/02/25 03:46 | edit

挨拶もせずに失礼いたしました。「はじめまして」で間違いありません。

ご紹介いただいたサイトを拝見しましたが、いずれも非常に興味深いですね。良い参考になりそうです。ありがとうございます。

cotaさんのレビューは作品のチョイスからその内容に至るまで、読んでいて共感を覚えることが多々ありまして、実は以前から結構アテにしていました。ですから、こちらのblogの今後の展開も非常に楽しみにしております。
またちょくちょくお邪魔すると思いますので、どうかよろしくお願いします。


ロックは無用 #YyyuZQ7E | URL | 2007/02/26 03:01 | edit

>結構アテに~
そういった声を届けてくれる方が不思議と年に1人程度現れてくれるおかげで現在も続けることができております(笑)。

もう6年以上続けていい加減面倒くさくなってきましたが、もうやめようと思うとネタが出てくるもんです。以前はブログに何となく抵抗があって、はてなダイアリーは1年半で挫折してしまいましたが、せめてそれよりは長くやりたいです。こちらこそよろしくお願いします。

cota #BqEwgRj. | URL | 2007/02/26 20:44 | edit

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