Morgan Ågren「Batterie Deluxe」(2015) 

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Mats/Morganでの活動等で知られるスウェーデンのドラマー、Morgan Ågren(Agren)の1stソロ。盟友Mats Öbergをはじめ、多数のゲストを迎えて製作されている。

Devin Townsend(Vo,B,G,Key)とMeshuggahのFredrik Thodental(G)が“F Files”という曲に参加していて期待が高まるが、後半でマス・ロック的なギターが暴れるもののテクノ風味の浮遊感を保っており、ヘヴィ・メタルからは結構遠い音に仕上がっている。この浮遊感が全編に渡って貫かれている印象。

全体的に、Mats/Morgan「Schack Tati」(2014)の続編というか、兄弟作と言ってもいいのではないかというぐらい、作風が似通っている。たださすがにドラマーのソロ・アルバムなので、ドラムが盛大に暴れまわる場面は随所に用意されている。プログラミングも交えたリズムのパターンも多彩。

アレンジは多彩でメロディもポップなのだけれどサウンドは極めて乾いていて、満面の笑みをたたえつつも目が全く笑っていない感じ。不思議な手触りを持つ作品である。

2015/02/18 Wed. 21:10  edit

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Google翻訳はロック。 

ツイッターで話題?になっていたのでご存知の方も多いと思うが、Google翻訳が洋楽のタイトルをきっちり邦題(その逆も可)に訳してくれるのだ。

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この辺は基本。

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勿論、メタルも。

しかし何でもバッチこーい!というワケでもないらしく、なぜかGenesisには冷淡。

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量り売り。

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しかしコチラは訳してくれるのである。「...」を前後にキッチリつけるのがポイント。

Metallicaもあまりお気に召さないらしい。

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そんな中、なぜかMarillionが大好きなGoogle先生である。

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なおHogarth加入後は非対応、Fish在籍時にしても4th「Clutching At Straws」(邦題:旅路の果て)は訳してくれず。2nd「Fugazi」については、日本語→英語のみ対応してくれる。

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キリがないのでこのあたりにしておくが、結構遊べるので色々試してみてください。

2015/02/07 Sat. 22:46  edit

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Marilyn Manson「The Pale Emperor」(2015) 

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アメリカのショック・ロッカー、Marilyn Mansonの9th。あの「Antichrist Superstar」(1996)からもう20年近く経つのか…。

ここ10年の間に出た何枚かの作品のうち購入したのは「The High End Of Low」(2009)だけで随分彼の音楽とはご無沙汰していたので、新作を一通り聴いた後、家にある「Antichrist Superstar」から「The Golden Age Of Grotesque」(2003)までのスタジオ盤4枚プラス「The High End Of Low」を聴きなおしてみた。

楽曲の質が低下して上がり目が感じられなかった「The Golden Age Of Grotesque」や、Twiggy Ramirez復帰に一縷の望みをかけて購入したら全くの期待外れだった「The High End Of Low」が今聴いてみると案外悪くないと思ったが、「Mechanical Animals」(1998)と「Holy Wood」(2000)の出来の良さが突出していると感じたのは以前と同じ。

で、盟友Twiggy Ramirezは不参加、Tyler Batesを共同プロデューサー/ソングライターとして招いた心機一転の風情漂う新作、メロディの質が「Mechanical Animals」「Holy Wood」に肉薄するものになっているかと問われれば、残念ながら答えは「否」。ただ、これまでの作品に色濃く漂っていたこけおどしめいた猥雑さが、どこか一歩引いた視線からのそれになっているというか、年齢相応に渋みを帯びたものに変化している。

見た目やら声質やら、相変わらずビザールな要素満載ではあるが、アコギがメインのボーナス・トラック(本編のアレンジ/曲名違いを3曲収録)を筆頭に、退廃的な中に程よく枯れた味わいがそこかしこに現れていて、これはこれで悪くないのではないか。


Marilyn Manson“Deep Six”

2015/02/01 Sun. 17:10  edit

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