非思量

archive: 2012年09月  1/1

Marillion「Sounds That Can't Be Made」(2012)

イギリスのヴェテラン5人組の新作。アコースティック調にリアレンジしたセルフ・カヴァー「Less Is More」(2009)からは3年ぶり、オリジナルとなると「Happiness Is The Road」(2008)以来4年ぶりとなる。1曲目の“Gaza”がヘヴィかつシアトリカルなイントロから唐突な場面展開を交えつつ演奏時間が17分半にも及ぶという、いきなり聴き手の忠誠心を試すような展開で個人的にはゲンナリしたのだが、80年代的な清冽な透明感を湛える“...

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The Gathering「Disclosure」(2012)

オランダの元(?)ゴシック・メタル・バンドの10th。前作から加入したSilje Wergeland(Vo)も引き続き参加、メンバーの変更はない。前作「The West Pole」(2009)から音楽性は表面的にはそう変わっておらず、夢と現を行き来しているような浮遊感や幻想感のあるサウンドの中を、Voがひらひらと舞うように歌っている。前作の“Treasure”“A Constant Run”のような鮮烈なメロディを持つ曲がないため、「Home」(2006)の内省的なムー...

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Diablo Swing Orchestra「Pandora's Piñata(Pinata)」(2012)

メタル+ビッグ・バンド+オペラという狂った組み合わせの音楽性を持つスウェーデン産変態さんの3rd。トランペットとトロンボーン奏者を正式メンバーに加え8人編成となったほか、前作同様、大量のゲスト(ヴァイオリン、フルート、ティンパニetc)を迎えて製作されている。ドラマーが元TherionのPetter Karlssonに変わったことで、直線的で重量感を増したメタリックなリズムとスウィングしようとする上モノ隊のコンビネーションは...

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Luar Na Lubre「Mar Major」(2012)

スペインはガリシア州の女性Voを擁する8人組、Luar Na Lubreの新作。12枚目ぐらい?1986年結成だから結構なキャリアを誇っており、国内盤がリリースされていたこともある。Mike Oldfieldの前座で起用されたことから注目を浴びるようになったらしい。看板の女性Voが交代しており、個人的には「Hai Un Paraiso」(2004)で歌っていたRosa Cedrón(Cedron)の、大人の色香を漂わせるディープな声が好きだったんだが、やや朗らかさを増...

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