非思量

archive: 2012年07月  1/1

Fleur「Probuzhdenie」(2012)

ウクライナ産、女性Vo×2を擁するユニットの、多分7th。ロシア語(ウクライナ語かも)表記だとFlёur「Пробуждение」。2人のVo、片割れは大人びた美声を持ち、もう一方はあどけなさが残っている。曲によって明確に2人を使い分けている(2人のハーモニーというのは、使われてはいるのだろうがあまり目立たない)が、それより何より徹底的に愁いを帯びた泣きメロに焦点を当てた(明るい曲が1曲もない)楽曲群が非常に優れている。捨て...

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Anneke Van Giersbergen「Everything Is Changing」(2012)

オランダの歌姫Anneke Van Giersbergenの新作。The Gathering脱退後、彼女がメイン・シンガーを務める作品は4枚目となるが、Agua De Anniqueというバンド名義だったり、彼女の名前の後に「& Agua De Annique」「with Agua De Annique」とつくなど、その音楽性も含めて変遷が激しく、純然たるソロ名義としては1stとなる。シンプルというか素朴なロック・アルバムだった前作「In Your Room」(2009)から再度音楽性は変わっており、...

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今沢カゲロウ「Superlight」(2012)

日本人ベーシスト、15枚目のアルバム。眩いばかりのキャッチーさで駆け抜けるトランス/エレクトロニカ方面のアルバムだった前作「Hansa」(2011)発売から僅か10ヶ月での新作リリースと相成ったが、いつものように音楽性はガラッと変わっている。「ヒップホップ/黒人音楽寄りの方向性」(公式サイトより)だそうで、ジャズ、ソウル、ファンク、R&B、ヒップホップ、ハウスといった黒人音楽をことごとくスルーしてきた私がこのアルバ...

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Robert Fripp / Andrew Keeling / David Singleton「The Wine Of Silence」(2012)

King CrimsonのRobert Frippが過去に発表したサウンドスケープスの曲を採譜しリアレンジの上、Adrian Belewとも共演した経験のあるThe Metropole Orkestが演奏したものを録音、再構成したアルバム(よってFripp本人はこの作品では一切演奏していない。KeelingとSingleton両名も演奏はしておらず、それぞれアレンジャー/共作者、プロデューサー/共作者として名を連ねている)。サウンドスケープをご存じない方のために一応説明して...

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