デーモン小暮閣下@大阪BIG CAT(2008.4.26) 

だいぶ体調も上向いてきた(あ、MRI検査の結果は異常なしでした)ので、気晴らしというかガス抜きがてらに当日券が出ていたデーモン小暮閣下のライヴを観てきた。実は聖飢魔II時代も含めて、閣下のロック・パフォーマンスをナマで見るのはこれが初めてだったりする(和楽器とのコラボレーションを行う邦楽維新は2回観ているのだけれど)。ちなみに今回のライヴは、1月に出た女性Voカヴァー・アルバム第2弾「Girls' Rock √Hakurai」の、4~5月にかけて行われているフォローアップ・ツアー。

さて閣下のライヴレポを書くに当たっては少々の困難がつきまとう。それは閣下が「ツアー終了前のネタバレを非常に嫌う」からだ。こちらが「こんなことがあって凄く楽しかったー!だからこれを読んだ皆も行くと良いよー!」と思っても「何があったのかを書けない」のだ。

別に閣下の意向なんざ無視しても構わないっちゃ構わないんだが、家に戻って冷静になってから「金を払ってやってきた客を楽しませるために物凄くアタマ使ってるんだろうなあ」という思いを抱くに至り(ライヴ中はただ歓声を上げたりゲラゲラ笑ったりしていただけだが)、まあ、ネタバレなしで頑張って書いてみようかな、と。とりあえず届く人にだけ届けばいいや、というマインドをいつも以上に前面に押し出して、いつもより暑苦しく行きます。
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2008/04/27 Sun. 22:30  edit

Category: ライヴレポ、雑記等

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Dream Theater「Greatest Hit(..And 21 Other Pretty Cool Songs)」(2008) 

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ワーナーに残した6枚のアルバムから22曲を選んで構成された2枚組のコンピレーション。タイトルが"Greatest Hit"で単数形なのは、彼らのヒット曲が"Pull Me Under"しかないからで、要するに自虐ネタである。

その"Pull Me Under"を含めて2nd「Images&Words」からは3曲、3rd「Awake」からも3曲、以下4th「Falling Into Infinity」から2曲、5th「Metropolis Pt.2」から3曲、6th「Six Degrees Of Inner Tubulence」から4曲、7th「Train Of Thought」から2曲、8th「Octavarium」から4曲が選ばれ、残り1曲はアルバム未収録曲の"To Live Forever"という構成。これらの曲がヘヴィネスを基調とした"The Dark Side"と、メロディックな側面を強調した"The Light Side"の2枚に分けられ、それぞれほぼ年代順に収められている。

曲目については方々で「こんなのベスト盤じゃない」的論調でボロカスに書かれていて「ベスト盤なんていらない」という意見まで飛び出す始末だが、2ndから選ばれた3曲は全てシングルで切られたものだし、その他も大半がシングル・カットされたか、ラジオ向け等のために編集されたテイク、アルバム未収録ヴァージョンだったりで、ベストと言うよりは「ちょっとしたレア・トラック集」と考えたほうがMike Portnoy(Dr)の意図に沿っているように思える。

そもそも、彼らの楽曲群は「評価基準はクオリティの高低ではなく、好き嫌いだけだ」と断言できるほどに平均点が高いので、誰が選曲したところでそれ以外の誰かが文句をつけるだろう。そういう意味では「ベスト盤なんて無意味」というのは正しい。アルバムごとにカラーがはっきりしていて「通して聴いてナンボ」みたいなところもあるし(特に5th~7th)。しかしまあ、1枚目なんて収録時間79分51秒だぜ?誰も言わないと思うから「よくまとめたね、マイキー」とねぎらいの言葉をかけておくことにしよう。本人読めないけど。

もし初心者がこのアルバムを手にして(国内盤は2枚組で2,980円と、お求めやすい価格になっております)彼らに興味を持ったのなら、気に入った曲が入ったアルバムから聴き進めていけばいいと思う。そしてできればライヴを体感して欲しい。コイツらのファンて新作が出るたびに「最低作キター」て騒ぐけどライヴ見たら「やっぱ最高!」て手の平返してまた騒ぎ出しやがって、2ちゃんとか見てるとバカっぽくて楽しくて仕方がないのだが、要はそれだけ素晴らしい演奏を聴かせてくれるということです。

最後に「Images&Words」収録曲のリミックスについて。ヴェテラン・バンドが若い頃の音源をリミックスすると「当時のエネルギーやヴァイブが骨抜き」になるのがオチで、残念ながら彼らもそのありがちなオチからは逃れられなかったが、やたら立体感のある生々しいサウンドになっていて、ベースなんかがホント、よく聴こえるようになった(ドラム・トラックは差し替え?)。当時のサウンドは今の基準からするとゴージャスすぎるきらいがあるので、これはこれでいいのかも知れない。

2008/04/17 Thu. 15:28  edit

Category: CD/DVDレビュー:D

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MRI検査室はプログレ。 

今日、色々あって病院でMRI検査を受けてきた。

MRI検査の詳細についてはコチラを参照していただくとして、リンク先にあるような、専用の機器が設置された部屋で検査を受けたのだが、入室する際「大きな音がするので」と耳栓を渡された。耳栓と言っても単なる脱脂綿なので気休め程度にしかならないシロモノ。

耳栓が役に立ったからかどうかはわからんが、音の大きさ自体は別にどうということもなし。むしろ問題は音のヴォリュームよりも質感。プラスチック製注射器のピストンをスコンスコン動かしている時の様な無機質なビートと、もやもやとした持続音(空調の音?)が一瞬たりとも止むことなく鳴り続け、周波数の異なるノイズが断続的に切れ込んできたかと思うと、連続撮影する際にカメラを移動させる時のモーター駆動音と思しき音が、ピストンのビートと全く異なるリズムを刻む。そして事あるごとに鳴り響くWindowsの警告音…。これ、ほとんどプログレ(しかもかなり現代音楽サイド寄りの)じゃねえか。

大半の人にとっては単なるノイズ、しかも人によってはかなり気味悪く感じられる類の音だったが、20分ほどの検査中、「あーなんかKlaus Schulzeっぽい」「『Faust』『Nosferatu』の頃のArt Zoydみたいだな」とか、そんなことばかりが頭の中でグルグルしていて、結構楽しかった。MRI検査なんて受けないで済むに越したことはないが、もし受ける機会があったら、検査に伴う痛みは一切ないので、室内のノイズひとつひとつに耳を傾けてみるとそれらが1つの音楽を奏でているように感じられて、結構面白い、かも知れません。全然自信がないけど。

以上「人生のいかなる局面においても前向きに楽しもうという気持ちを失ってはいけない」という訓話でした。

参考:

Art Zoyd"L'oeuf Du Serpent"


Art Zoyd"Anaphase"


Klaus Schulze"1.Satz:Ebene"

2008/04/10 Thu. 21:16  edit

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