非思量

category: CD/DVDレビュー:M  1/7

Markus Reuter featuring Sonar and Tobias Reber「Falling For Ascension」(2017)

ドイツのタッチ・ギター奏者、Markus Reuterが、スイスのミニマル系インスト4人組のSonarと、同じくスイスのエレクトロ系ミュージシャンのTobias Reberを迎えて制作したアルバム。収録曲はReuterが85~87年に書いたテーマが基になっているそうだが、凝ったリズムを伴うミニマルなフレーズの執拗な反復という「ロック・バンド編成によるNik Bärtsch」とでも形容できそうな音楽性はSonarのそれを直接的に想起させる。そこを狙ったか...

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Marillion「A Sunday Night Above The Rain」(2017)

昨年「Fuck Everyone And Run」をリリースしたMarillionのライヴ・アルバム。…と言っても新作に伴うツアーを収録したものではなく、2012年発表の佳作「Sounds That Can't Be Made」リリースの翌年にオランダで行われた「Marillion Weekend」(3日連続で行われる、ファン感謝デー的な企画ライヴ)の一夜を収録したもの。Marillion、毎年のようにライヴ盤をこれでもかとリリースしてくるので、近年はいちいち追いかけるのが面倒臭く...

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Marillion「Fuck Everyone And Run」(2016)

スタジオ17th(「Less Is More」(2009)を含むと通算18枚目)。ジャケットに表記されている「FEAR」はタイトルの頭文字を取ったもの。その名のとおり、Fear=恐怖を各曲共通のテーマとしているらしい。インデックス上では17曲クレジットされているが、実際は15分超の大曲が3曲と、それぞれ6分、7分、2分の小曲が大曲の間及びラストに配された全6曲。大作もあったが全体的には個々のキャラ立ちが明確であった前作「Sounds That Can...

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Myrath「Legacy」(2016)

北アフリカ沿岸に位置するチュニジア共和国出身のヘヴィ・メタル・バンド、Myrathの4th。チュニジアの音楽に触れる機会など、よほどの辺境マニアでない限り滅多にないと思われるが、彼らは既に前作「Tales Of The Sands」(2011)で日本デビューを飾っているのだそう。勇壮かつエキゾチックなイントロ“Jasmin”に導かれて始まるミッド・テンポの“Believer”が聞き手の期待を煽るなかなかの出来栄え。初期はSymphony Xからの影響が大...

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Morgan Ågren「Batterie Deluxe」(2015)

Mats/Morganでの活動等で知られるスウェーデンのドラマー、Morgan Ågren(Agren)の1stソロ。盟友Mats Öbergをはじめ、多数のゲストを迎えて製作されている。Devin Townsend(Vo,B,G,Key)とMeshuggahのFredrik Thodental(G)が“F Files”という曲に参加していて期待が高まるが、後半でマス・ロック的なギターが暴れるもののテクノ風味の浮遊感を保っており、ヘヴィ・メタルからは結構遠い音に仕上がっている。この浮遊感が全編に渡...

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