非思量

category: CD/DVDレビュー:M  1/7

Myles Kennedy「Year Of The Tiger」(2018)

Alter Bridgeのヴォーカリスト、Myles Kennedyの1stソロ。この作品を聴いていると、故Chris Cornellの1stソロ「Euphoria Morning」(1999)が脳裏に浮かんでくる。本隊でヘヴィなサウンドに負けじと暑苦しく唸りを上げているヴォーカルが、ソロではやはり暑苦しく歌い上げてはいるもののバックに従えているサウンドの圧が控えめになることで押しつけがましさがないものに聴こえてしまうあたりに共通するものを感じてしまうのだ。本...

  •  0
  •  0

Markus Reuter featuring Sonar and Tobias Reber「Falling For Ascension」(2017)

ドイツのタッチ・ギター奏者、Markus Reuterが、スイスのミニマル系インスト4人組のSonarと、同じくスイスのエレクトロ系ミュージシャンのTobias Reberを迎えて制作したアルバム。収録曲はReuterが85~87年に書いたテーマが基になっているそうだが、凝ったリズムを伴うミニマルなフレーズの執拗な反復という「ロック・バンド編成によるNik Bärtsch」とでも形容できそうな音楽性はSonarのそれを直接的に想起させる。そこを狙ったか...

  •  0
  •  0

Marillion「A Sunday Night Above The Rain」(2017)

昨年「Fuck Everyone And Run」をリリースしたMarillionのライヴ・アルバム。…と言っても新作に伴うツアーを収録したものではなく、2012年発表の佳作「Sounds That Can't Be Made」リリースの翌年にオランダで行われた「Marillion Weekend」(3日連続で行われる、ファン感謝デー的な企画ライヴ)の一夜を収録したもの。Marillion、毎年のようにライヴ盤をこれでもかとリリースしてくるので、近年はいちいち追いかけるのが面倒臭く...

  •  0
  •  0

Marillion「Fuck Everyone And Run」(2016)

スタジオ17th(「Less Is More」(2009)を含むと通算18枚目)。ジャケットに表記されている「FEAR」はタイトルの頭文字を取ったもの。その名のとおり、Fear=恐怖を各曲共通のテーマとしているらしい。インデックス上では17曲クレジットされているが、実際は15分超の大曲が3曲と、それぞれ6分、7分、2分の小曲が大曲の間及びラストに配された全6曲。大作もあったが全体的には個々のキャラ立ちが明確であった前作「Sounds That Can...

  •  4
  •  0

Myrath「Legacy」(2016)

北アフリカ沿岸に位置するチュニジア共和国出身のヘヴィ・メタル・バンド、Myrathの4th。チュニジアの音楽に触れる機会など、よほどの辺境マニアでない限り滅多にないと思われるが、彼らは既に前作「Tales Of The Sands」(2011)で日本デビューを飾っているのだそう。勇壮かつエキゾチックなイントロ“Jasmin”に導かれて始まるミッド・テンポの“Believer”が聞き手の期待を煽るなかなかの出来栄え。初期はSymphony Xからの影響が大...

  •  0
  •  0