非思量

category: CD/DVDレビュー:F  1/2

Fear Factory「Genexus」(2015)

インダストリアル・メタルのヴェテラン、Fear Factoryの9th(デモ音源集「Concrete」(2002)を含めると10th)。レコーディングはBurton C. Bell(Vo)とDino Cazares(G)、Mike Heller(Dr)の3人(ベースについてのクレジットはなし)で行われているが、“Soul Hacker”のドラムはDean Castronovoが叩いている。前作「The Industrialist」(2012)の出来がイマイチだったのでもう見切りをつける気満々だったのだが、何気なく手に...

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Freak Kitchen「Cooking With Pagans」(2014)

変態ギタリストとしてその名を知られるMattias IA Eklundh(G,Vo)率いるスウェーデンのトリオ、Freak Kitchenの8th。ヘヴィでありながら低音を強調し過ぎない軽快なサウンドで響く、ちょいちょいと現れる複雑なリズムと明快なメロディがFreak Kitchenの音楽的コア。ピロピロ、ミュンミュン、ケコケコと変な音を一杯出すIAのギターは存在感ありすぎだが、あくまでも歌、そしてメロディが主役。アルバムの白眉は2曲目の“Freak Of Th...

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Felix Martin「The Scenic Album」(2013)

ヴェネズエラ出身、バークリー音楽院で学んだ経験を持つギタリスト、Felix Martinの2nd。ジャケ写を見ればお分かりのとおり、彼が使用している楽器は14弦ギターなる珍妙なもの(16弦ギターを使用することもあるらしい)。「弦がいっぱいあるから音もめいっぱい詰め込みましょうね!」とばかりに、両手タッピングを主軸にした高速レロレロ大会を繰り広げている。ベースにチャップマン・スティックも弾けるNathan Navarroを配し、極...

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Friend Roulette「I'm Sorry You Hit Your Head」(2013)

ブルックリンを拠点にしているVo(♂),G,Synth+Vo(♀),Vl+Bass Clarinet,Ewi+Per×2という特異な編成の5人組による1st。インディー系にありがちなややモヤッとしたサウンドと60年代のサイケデリックを祖とするような浮遊感のあるメロディの組み合わせ。チェンバー・ポップとかアヴァン・ポップに分類される音だと思う。このテの音にありがちなほんわかぱっぱした雰囲気が支配的ではあるが、メロディは案外コシがあるし、基本プリミ...

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Fleur「Probuzhdenie」(2012)

ウクライナ産、女性Vo×2を擁するユニットの、多分7th。ロシア語(ウクライナ語かも)表記だとFlёur「Пробуждение」。2人のVo、片割れは大人びた美声を持ち、もう一方はあどけなさが残っている。曲によって明確に2人を使い分けている(2人のハーモニーというのは、使われてはいるのだろうがあまり目立たない)が、それより何より徹底的に愁いを帯びた泣きメロに焦点を当てた(明るい曲が1曲もない)楽曲群が非常に優れている。捨て...

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